爆発的噴火の可能性が出てきた!!成長する西ノ島新島

 西之島が昨年11月に噴火してから9か月が過ぎた。噴火したての頃は西之島とは離れていたが現在は一つの島になっている。現在も島の面積拡大率は増加している。8月27日の確認では新たなマグマだまりが発見され爆発的噴火が示唆されている。
 面積が約1.2k㎡になり当初の100倍(108ヘクタール)まで大きく成長している。まるで子供の様な成長具合である。噴出された溶岩量は東京ドーム20杯分だ。1東京ドームが12億4千万立方メートルなので、約248億立方メートルの溶岩が噴出されている。
 248億立方メートルとは1立方メートル=1000Lなのでこれを缶コーヒー(190ml)に例えてみました。湧き出た溶岩の量は缶コーヒー約130兆5260杯分に値する。そしてこの量は缶コーヒーを毎日10杯飲んでも人間の一生では飲みきれない。何世代も飲み続ければいつかはなくなるだろう。
 こんな風に西之島の溶岩がどんどん噴出し面積が拡大していけばいつかは大きな大陸になる。そして生き物が生活できるようになれば本当に新大陸の完成だ。
 そんな夢物語はさておき、日本の領海内で発生したので日本の領土であることは間違いないが、これからさらに巨大化したとき様々な問題が起きるのではないかと思われる。
 これからの島の活動状況に注目しつつ地図に大きな西之島が更新されることを期待しよう。